日本の木の家 プランCompetition

誰もが一度は憧れる夢のマイホーム。

「リビングは◯畳以上欲しい!寝室は◯畳以上!子供部屋は———。」

昨今家づくりは、部屋を畳数で考え、予算や土地を目一杯使って出来るだけ

大きな家を計画しているように感じる。

それは本当に豊かな暮らしと言えるのだろうか。

必要以上な大きさは、建築コストはもちろん、限りある資源もより多く使う

ようになる。日々の生活においても、掃除の手間や冷暖房機器への負担も強

いられることとなる。

省エネの観点からも小さな空間はメリットがあると言える。

ただ小さくしたのでは、豊かな暮らしにはならない。

小さくても、色んなところに居場所がある家を目指した。

「今日はここで勉強しよう」「今日はここでお茶を飲もう」それぞれ過ごし

たいところで、気の向くままくつろいでもらいたい。

空間の豊かさが、日々の暮らしの豊かさになると信じてコンパクトハウスを

提案する。


Date.           2024.11

Principal use.     住宅

Location.            

Structure.       木造平屋建て

Site area.      128.00㎡

Total floor area. 75.35