未来の京都 建築デザインコンペ【Competition】
生活の重心を大地に近づけることにより、 自然と歴史のまちなみをもっと身近に、日本の原風景を京都から拡げていく 。
都心でないと生活することができないような街づくりをするのではな く、郊外でも働くことができるようにするべきではないかと考える。
高層ビルを建てるのではなく、地に足の着いた「低層建築」を主体と した街づくりを進めていくべきではないだろうか。
人とのつながりを もう一度見つめなおして、心地良い暮らしを実現出来る建築をつくる。
人はみないずれ年を取り、一人で生活することも困難になる日がやっ てくる。そんな時に一様に老人ホーム等施設に入るのではなく、近所 の人が見守る仕組みを作ることが出来れば、安心して暮らしていくこ とが出来る。
それが若者の希望にもなり活気あふれる街づくりに繋が る事になる。 働き方に関しても、オフィスビル単体をつくるのではなく、生活に密 着した形態にすることで、今後の働き方が変わっても変化に対応する ことが容易である。
また、低層住宅にすることにより、有事の際に高層階だと人力で上り 下りするのにもひと苦労するが、低層階だと非難も救助もしやすい。
環境においても深い杭基礎が必要でなくなる分、建築材料が少なく済 み、高層階に耐える躯体コストも抑えることが出来る。
Date. 2025.01
Principal use. 事務所、店舗、共同住宅
Location. 京都府京都市
Structure. 木造3階建て(CLT)
Site area. -
Total floor area. 1353.00㎡